Hypertherm Associates が XPR® プラズマ切断機能を拡張し、生産性と万能性をさらに向上
プラズマ切断とガウジングの技術と接続性の向上

ニューハンプシャー州ハノーバー – 2025年9月8日 – 米国に本社を置く、工業用切断システムとソフトウェアの大手メーカーである Hypertherm Associates は、IIoT 機能、手動設定モード、自動ガウジング機能、Vented Water Injection プロセス、およびより厚い材料のより正確な開先切断を行うための True Bevel™ テクノロジーを備えた新しい洗練されたモダン設計を含む、Hypertherm XPR プラットフォームの強化が本年末までに導入されることを発表しました。
XPR の強化
新しいコントロール基板により、IIoT 接続用の Ethernet LAN 機能と XPR インターフェイスツールへの堅牢なアクセスが可能になります。また、マシンの監視とプロセス分析を行うためのマシンとソフトウェアアプリケーション間のデータ交換に MTConnect® 通信プロトコルも組み込まれています。この機能によって、オペレーターは切断データを簡単に確認でき、世界のどこからでもリモートプラズマシステムを監視できるようになります。
XPR には、ガウジングやテーブルを使用しない開先加工など、CNC/PLC との高度な統合を必要としない簡単なアプリケーション向けに、同じプラズマプロセスを使用した繰り返しの作業に最適な手動設定モードが搭載されました。電源を入れ直した後でも、システムは最後に使用したセットアップを記憶し、オペレーションをスムーズかつ効率的に保ちます。
新しい XPR ガウジング機能により、従来のガウジング技術に比べて、クリーンアップをほとんど、またはまったく必要としない、より広く、より深く、よりクリーンで、一貫性のあるガウジングプロファイルを持つ溶接用部品を得るのに必要な時間が大幅に短縮されます。炭素アークや低アンペアプラズマハンドガウジングに比べ、ロボット、協働ロボット、またはトラックガイド式モーションコントロールでの XPR 自動ガウジングは、高精度溶接用途の溶接準備作業をスピードアップすることで労力を軽減し、生産性を高めます。XPR はプレートからさらなるガウジングが可能です。拡張されたアーク伸張性とより高いアークトランスファーによって届きにくい場所や狭いスペースにリーチします。
XPR460 のブースト機能
このような XPR プラットフォームの強化に加えて、Hypertherm は 460A 窒素/Vented Water Injection (VWI) で XPR460 の機能を強化し、厚いステンレスやアルミでの滑らかな切断面での高品質切断を実現しました。より厚い軟鋼向けの新しい 460A Y トップ True Bevel™ 機能により、精度と品質の一貫性が向上し、機械オペレーターによる推量作業がなくなります。
Hypertherm Associatesは、米国に本社を置く、工業用切断機器・ソフトウェアのメーカーです。HyperthermのプラズマとOMAXのウォータージェットシステムを含むその製品は、船舶、航空機、鉄道車両の製造、鉄骨建造物の建設、重機の組み立て、風力タービンの建築などを行う世界中の企業により使用されています。切断システムに加え、同社の作成するCNCとソフトウェアはお客様から高い信頼をお寄せいただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。1968年に設立されたHypertherm Associatesは、100%社員持ち株制度で、世界各国の操業拠点や提携業務を含めておよそ2,000人の社員が働いています。詳細はwww.HyperthermAssociates.comをご覧ください。