Flush cutting吊ピースやアタッチメントの切断除去のための近接切断には、通常、ガス溶断、カーボンアークガウジング、または従来のプラズマ切断が主に使用されてきました。Powermax® の新機能、フラッシュ切断を使用することで、より効率的な作業が可能となります。

代表的なフラッシュ切断の適用が可能な用途には以下のものがあります。

  • 吊ピース、アイプレート、一時的な溶接サポートの除去
  • 金属材料表面の金属凹凸の材料の均し
  • エンドキャップの除去
  • I および H 鋼などでの小穴切断
  • ボルトとリベットの切断除去、表面均し
  • キャスティングスプルーの除去
  • コンクリート内部の鉄筋切断
  • 溶接着脱繰り返し必要部位の除去取外し

プラズマフラッシュ切断とガス溶断の比較

ガス溶断に比べ、プラズマでは全体の前処理 (ガス設定、パージ、予熱など) にかかる時間が少なくなり、作業の効率性が上がります。また、ガス溶断とは異なり、プラズマを使ってステンレス性の吊ピース等アタッチメントも除去することができます。

さらに、Powermax システムによる切断では、熱影響領域 (HAZ: Heat Affected Zone) がガス溶断使用時の約 10 分の 1 まで大幅に低減させることができます。これは特にフラッシュ切断の用途に有益で、様々な利点が挙げられます。

  • 母材に近接しての切断がより安全にでき、二次 工程でのグラインダーがけ作業を最小限にすることができます。
  • 母材に接近して切断することにより、切り取られる吊ピースなどのアタッチメントの材料部分が多くなりそれらの再利用価値が上がります。

プロセス時間合計の比較
* ラボ測定結果による

プラズマフラッシュ切断と炭素アークガウジングの比較

プラズマアークガウジング製品

カーボンアークガウジングでは、両側の溶接を取り除く必要があるため、複数パスを要し、作業時間も余計にかかります。Powermax フラッシュ切断では、オペレーターは、ラグとアタッチメントを単一の切断パスで除去することができます

また、プラズマを用いたフラッシュ切断は静かで煙の量もより少なくなるため、屋内、屋外を問わず全体的な工業上の衛生が改善されます。

プラズマフラッシュ切断と従来のプラズマ切断の比較

標準プラズマ切断プロセスと比べ、特許取得済みの FlushCut 消耗部品はフラッシュ切断を行うのに最適な方向にプラズマアークを形成させます。FlushCut 消耗部品を使用しフラッシュ切断に最適化されたアークで加工を行うことにより、二次工程のグラインダーがけ作業を低減させます。

Illustration of FlushCut consumables vs. standard consumables