Hypertherm はFlushCut 消耗部品の可用性をより多くの Powermax エアプラズマシステムに適用

投稿日 2017/10/02
投稿者 Hypertherm

米国に本社を置く、工業用切断システムおよびソフトウェアの製造メーカーである Hypertherm は、より多くの Powermax プラズマシステムに FlushCut 消耗部品をご利用いただけるようになったことを御案内致します。これらの新しい消耗部品は、Powermax45 XP/65/85/105 の各システムにおいて 45 アンペアで機能するよう設計されています。さらに、初代 Powermax45 のオーナーは、Hypertherm Duramax シリーズトーチにアップグレードすればこの消耗部品を使用頂けます。これまでは、FlushCut の消耗部品は Powermax105 と Powermax125 システムでの使用のみが推奨されていました。

Hypertherm の FlushCut 消耗部品は、プラズマアークの傾斜角度を 45 度にできる傾斜付きノズル穴が特長です。通常は先端部にあるノズル開口部と異なり、FlushCut ノズルのオリフィスは側面部にあります。これによって、基本的にはプラズマアークを曲げることができ、トーチからワークピースと平行に近い角度で点火することができます。その結果、Powermax ユーザーはこれまでになくベース金属プレートに近接して、または母材プレートに対してより水平に切断することができ、これを受けて残される材料の量が劇的に減り、研磨にかける時間が大幅に短縮します。

このプロセスを利用しているお客様の報告によると、作業がおよそ 60 パーセント早く完了しているとのことです。もう一つのメリットは、取り外したアタッチメントを再利用できるということです。オペレーターは、研磨機の代わりにより低いアンペア数でこのプロセスを利用し、金属を傷つけることなく残留物質や硬い金属を洗い流すこともできます。

45 アンペアの新しいフラッシュ切断プロセスは、アタッチメント、取付具、その他の厚さ 12mm~25mm の突出部を安全に除去することが可能です。このプロセスは、2 つの金属を分離する必要がある作業に役立ちます。ワークピースを所定の位置に固定している母材を傷つけることな く、吊ピース、一時的な溶接サポート、アイプレートをすべて除去することができます。さら に、フラッシュ切断プロセスにより、I 形鋼の溶接アクセス小穴の切断が簡素化され、また金属プレートからのボルトやその他の部品の除去が簡単になります。詳細については  www.hypertherm.com/FlushCut をご覧ください。

Hypertherm は、造船業、製造業、自動車修理業など、様々な業界で使用される工業用切断製品の設計と製造を行っています。製品ラインには、切断システムのほか、CNC 動作と高さコントロール、CAM ネスティングソフトウェア、ロボティクスソフトウェアと消耗部品があります。性能と信頼性に優れた Hypertherm のシステムは、お客様から信頼を寄せていただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。ニューハンプシャー州に本社を置く当社の革新的な切断技術に対する評判は、Hypertherm がウォーターインジェクション式プラズマ切断装置を発明した 50 年前の1968 年から始まっています。常に「もっとも働きやすい会社」にランク付けされている Hypertherm は、100% 社員 持ち株制度となっており、世界各国で 1,400 人以上の社員が多くのビジネスパートナーとともに活躍しております。詳細は www.hypertherm.com をご覧ください。

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