従来型シングルフロープラズマ

 

この加工工程は一般に、プラズマを生成し、冷却する単一のガス (普通はエアまたは窒素) を使用します。

 

デュアルフロープラズマ (シールドなし)

この加工工程は、プラズマ用とシールドガス用に 2 つのガスを使用します。小さなシステム (125 アンペア以下) では、通常圧縮空気がプラズマとシールドガスの両方に使用されます。デュアルガス使用のシールドなしのシステムには露出されたノズルがあり、ドラッグ切断には使用できません。

デュアルフロープラズマ (シールドあり)

この加工工程は、プラズマガスとシールドガスの 2 種類のガスを使用します。125 アンペア以下のシステムでは、エア、プラズマとシールドガスの両方に使用されることが頻繁です。シールドテクノロジーの利点は、ノズルがピアシングからの融解金属のブローバックと接触しないように電気的に絶縁されていることと、ハンド切断アプリケーションでドラッグ切断ができることです。システムによっては、さらなる性能強化 (円錐形フローテクノロジー) が切断性能やノズルの寿命を改善しています。

 

高解像度 (ハイディフィニション) クラスプラズマ

この加工工程では、特殊ノズルがアークを狭くしてエネルギー密度を高めます。高解像度 (ハイディフィニション) ではアークエネルギーが高いので、50 mm までの厚さの材料で非常に優れた品質の切断が行えます。従来のプラズマ切断テクノロジーと比較して、切断端面角度、カーフ幅の狭さ、切断速度に優れています。これらのシステムでは、精度が +/-0.25 mm の部品精度で切断することが可能です。

今日の高解像度 (ハイディフィニション) システムは、非常に高レベルの自動化を実現し、自動アプリケーション専用となっています。最も高度なシステムでは、機械オペレーターの専門知識 (以前のプラズマシステムで優れた切断品質を得るために必要とされたもの) はほとんどすべて CAM ソフトウェアにキャプチャされ、日々の切断操作を管理します。

高解像度 (ハイディフィニション) プラズマでは、穴切断は円形で、先細りはほぼゼロです。切断面は正方形でドロスフリーです。切断から切断へのサイクルの時間はより高い生産性を実現します。シングルプラズマシステムはゲージから 182 mm までの厚さの材料を同じトーチで切断できます。トーチは同じノズルのオリフィスから切断とマーキングが行えます。

X-Definition クラスプラズマ

業界最新かつ最先端のプラズマ切断テクノロジーである X-Definition™ プラズマは、軟鋼における切断品質と安定に新たな基準を設けます。また、Hypertherm の先駆的なハイデフィニションプロセスを多様な非鉄素材で活用できるよう拡大します。

高品質な自動切断機に設置した場合、X-Definition プラズマはレーザーに匹敵する精度の高い端面角度(薄い材料では最大で ISO 9013 レンジ 2、厚めの金属ではレンジ 3)を優れた安定性とともに提供できます。

X-Definition は単なる一つの設計イノベーションではありません。以下のような多くの新規および拡張切断技術で構成されています:

  • HyFlow Vortex 旋回ノズル、ベント式ノズル技術 – プラズマアークを収束、集中させ、アークの安定性とエネルギー密度を強化する特殊なツーピースのベント式ノズルデザイン。ステンレスとアルミを含むすべてのスチールにおいてよりすっきりとしてシャープな一貫性のある端面品質を実現します。
  • Vented Water Injection™ (VWI) – ベント式 N2 プラズマガスと H2O シールドガスを用いた特許出願中のプロセス。ステンレスと特にアルミ素材においてより傾斜の少ない直角に近い切断端を実現す。
  • ベントツーシールド (Vent-to-Shield) – ベント式プラズマガスから水素を抽出し、シールドガスと混合する技術。切断端の傾斜を減らし、ステンレス (最大 12mm) においてより均一な切り口の色を実現します。
  • プラズマダンプニング (Plasma Dampening) – ノズルにスペースを設け、低電流での切断時にアークの安定性を損なう圧力とフローによる振動を吸収する特許出願中の技術。薄いステンレスの切断に必要な極度に収縮されたアークを実現します。その結果、むらのある波状の切断面がなくなります。 
  • Cool nozzle™ – 300 アンペアの酸素プロセスに関する特許出願中の機能。ノズルの穴に直接冷却用の液体を送り、消耗部品の寿命期間を通じ、切断品質を 40% 以上向上させます。
  • Advanced arc stability – アークをより安定させるため、シールドガスの衝突作用を修正する技。ピアス穴を開ける際、または鋭角切断を行う際に切り込みの長さを短くし、切断品質を高めます。