切断オペレーションのアップデートや改善は、コスト削減や生産高増加、あるはその両方で収益向上の助けとなります。目的にもよりますが、切断オペレーションの改善は、オペレーターの追加トレーニング、ソフトウェアやハードウェアの少額のアップグレードで実現できることがあります。その他の強化には、新しい切断テクノロジーや切断装置へのより大きな投資が必要なこともあります。

切断オペレーションの前後の作業にボトルネックがあったり、隠れたコストがないかを調べることで、改善が必要な部分を特定できることがしばしばあります。

障害 (ボトルネック)

加工や製造業務のボトルネックが見られるのはどこでしょう?

  • ハンド切断がボトルネックであるなら、さらに速い切断速度で切断ができる機械に投資することで処理量を改善することができます。またはオペレーションに自動切断能力を追加することも考えられます。
  • すでに自動化を行っていて、切断機がボトルネックなのであれば、ソフトウェアやハードウェアのアップグレードで生産性を向上させることが可能です。またはガス溶断など、時間がかかる加工工程から、より高速で作業ができる HyDefinition® プラズマに移行することも一考です。CNC のオンライン部品プログラムから、ProNest® などの製品を使用するオフラインプログラミングに移行することは、実際の切断時間を大きく早めるので、処理量を大幅に高めます。またオペレーターのトレーニングの重要性も無視できません。そして SureCut™ のようなテクノロジーは専門ノウハウを切断オペレーションに蓄えるものです。
  • 二次作業がボトルネックなら (多くの時間や費用を投下している)、切断品質の改善が、研磨や開先切断、その他の、後処理を減らすことになります。切断品質を改善する方法は、オペレータートレーニング、ソフトウェア、高さコントロール、トーチや消耗部品のアップグレードなどの少額の投資でできるものから、優れた動作制御ができる新しい装置への資本投資によるものまで、多数あります。

また、開先切断や穴切断など、他の作業を Hypertherm の True Bevel™ や TrueHole® テクノロジーなどのソフトウェアとハードウェアの強化によって切断機に代替させることも可能です。

隠れたコストを見極める

切断バリューストリーム (物と情報の流れ) の非効率や無駄は改善の機会につながります。オペレーターの離職による新しいトレーニングのコスト、材料の無駄な使用、スクラップせざるを得ない低品質の部品、過剰な材料取扱い、装置のダウンタイム、複雑すぎるソフトウェア、非効率なエネルギー、最適とは言えない消耗部品利用率、社内で行ったほうがコスト効果の高い外注作業などは、よく見られる無駄で不要なコストです。

切断装置のその先を見る

実際の切断作業の前後に大きな改善機会が見られることがあります。たとえば、オフライン部品プログラムに使用する高度な CAD/CAM ソフトウェアに投資することは切断前の段階への対処ですが、CNC でのプログラミングを待つ間のダウンタイムを排除することで切断装置の利用率を高めることにつながります。同じ投資が材料の効率的な使用にも役立ち、無駄を省き、切断オペレーションのコストを大きく削減できることにもなります。

切断後の作業では、部品を溶接や塗装に向けて準備する段階で、不要な時間や費用を工具や人件費にかけていないかどうかを調べます。切断品質の改善に投資することは、研磨や開先切断などの二次作業の必要性を低減させ、切断機テーブルやロボティクスで処理される部品数を増やすだけでなく、最終仕上げ済み部品の生産量を増やすことにもなります。