Powermax45® XP プラズマシステムは、以下のような広く使用されている数多くの金属マーキングアプリケーションに理想的なツールです。

  • 部品 ID 番号
  • 溶接や曲げる箇所を示す加工線
  • ドリル穴あけ用のセンターディンプルの作成

精密ガウジングノズルとマーキングシールドを使用して、安定した低電流プラズマアークを発生する特別設計が施されたこのシステムは、空気またはアルゴンのいずれかをガスとして使用したハンドまたはマシントーチによる質の高いマーキングを実現します。

浅い加工線と深い加工線のマーキング断面

マーキング断面には、浅い加工線と深い加工線という 2 つの種類があります。通常は、最終製品上でマーキングが見えるようにするかどうかにより選択します。たとえば、塗装後もマーキングが見えるようにする場合は深い加工線が好まれます。最終組み立て後に不要となる一時的な部品識別などには、研磨機で簡単に取り除いたり、塗装で覆うことができる浅い加工線がより適した選択となります。

Powermax45 XP システムに搭載された数多くのパラメータにより、様々な種類の金属に対して、以下のように異なったマーキング深さ、幅、および外観を調節することが可能です。

  • 10 アンペアの低出力電流にすると、浅い加工線になります。
  • 15~25 アンペアの高出力電流にすると、深い加工線になります。
  • より低いトーチ動作速度とトーチとワーク間の距離の短縮を組み合わせると、マーキングの幅と深さが増加します。
  • より高いトーチ動作速度とトーチとワーク間の距離の増加を組み合わせると、マーキングの幅と深さが減少します。
弱いエアを使用した金属マーキング 強力なエアを使用した金属マーキング

弱いエアを使用した金属マーキング

強力なエアを使用した金属マーキング

エアまたはアルゴンの選択

エアまたはアルゴンを選択することにより、マーキングの幅と外観が異なります。アルゴンは、より浅く、幅の狭いマーキングでよりクリーンな最終製品が実現できます。エアは金属の表面を酸化させるため、少量のドロスが発生し、アルゴンよりいくらかきめの荒いマーキングとなります。また、金属の表面に暗い色の酸化金属層が残ります。

ただし、エアにはひとつの大きな利点があります。それはコストが比較的低いという点です。エアの圧縮に必要な電力コストは、ボンベ入りのアルゴンの値段のわずか一部で済みます。アルゴンが必要な場合は、Powermax45 XP の自動ガス検出技術がガウジング/マーキングモードでのガス消費の低減に役立ち、他のプラズママーキングシステムと比べ大幅なコスト削減を実現できます。

弱いアルゴンを使用した金属マーキング 強力なアルゴンを使用した金属マーキング

弱いアルゴンを使用した金属マーキング

強力なアルゴンを使用した金属マーキング

 

以下の複数のビデオは、CNC テーブルに搭載された Powermax45 XP を使い、異なる種類の金属に、浅い加工線 (ライトマーキング) と深い加工線 (ヘビーマーキング) を入れた映像です。

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